Personal story

岩野れいには、想いを引き出し、運を引き寄せ、人を引き合わせる。

高校を卒業後、歌が好きな彼女はバンドを組み、ライブ出演に向けて練習に励む日々を数年間送っていた。しかし、新型コロナウイルスによって、全ての予定が崩れてしまう。
バンド活動資金のために働いていた飲食店では、マネジメント業務を任されるほどだったが、スタジオ代はおろか生活費を稼ぐこともままならない。置かれた状況に焦燥するが、それ以上に地元の活力が失われることに虚脱感を覚える。100万人都市に生きる、一人ひとりの悩みや抱える問題を解消できるコミュニティがあれば活気づくと信じ、『ゼロワン会』を立ち上げることになった。
その活動に踏み切ったのは、実は飲食店とは別の副業にも所以がある。当時、物販営業をしていた彼女は、商品ではなく、人を売る重要性を上司から説かれていた。商品に魅力があるのは大前提で、提案する自分自身の価値が相手に伝われば、購入に繋がることを深く学んでいた。
これらをはじめとした様々な経験を経て、今、岩野れいには強い想いを持つ事業主に向けたプロデュース業を行なっている。彼女の姿勢や理念に共感した各業界の専門家たちがゼロワン会に所属し、個々の能力を掛け合わせ、クライアントの悩みを解消するビジネスモデル。一連の流れを例えるならば、想いの連鎖反応といえよう。
何ができるか？何でもできる！そんなZ世代の真髄を感じ取るべし。