Nobumi Miyake 三宅 誠己
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キャッチコピー | 十八歳からの夢は、人間国宝になること。そのために、着物を世界へ。 | 氏名 | 三宅 誠己 / Nobumi Miyake |
所属 | NS plus/エヌエスプラス 代表取締役 |
URL | https://nsplus.net/ |
拠点 | 京都府 |
紹介文 | 1967年生まれ、京都府京都市出身。 |
Details of the documents
十八歳からの夢は、人間国宝になること。そのために、着物を世界へ。
京都 伝統工芸士 (金彩工芸)
NS plus/エヌエスプラス 代表取締役
三宅 誠己 / Nobumi Miyake
Personal story
着物文化再熱計画。
三宅誠己は、両親が着物職人をやっていた影響を受け、高校卒業直後からその道を歩み始める。すぐに家業を継ぐのではなく、和装花嫁衣装(打掛)を制作する会社に就職。三年の修行を終えたのち、実家に戻るも、しばらくするとバブルが弾けた。それを機に前職に戻って以後、長年ブライダル業界に携わってきた。
元々の手先の器用さと要領の良さから、すぐさま頭角を現し、二〇二一年現在で職人として三十七年目を迎える。これまで制作に携わった数は一万着を優に超えていた。
着物の需要が減った現代では、職人の数も減少傾向にある。不安や心配はあっても、誰になんと言われようと着物を作る手を止めることはない。
また、作り続けた結果、独自の技術も体得。シルクの着物生地に金箔を施す繊細な仕事は、培ってきた経験ゆえに生まれたもの。ムラを出さず、強弱をつけた光沢感と立体感を演出する作業は、手が覚え、感覚が染み付いている。
彼は今、この技術や伝統を絶やさないよう、若き息子を育てながら世界へ発信している。一生に一度の晴れ舞台に、丹生込めた衣装を提供したいという想いと、日本の伝統工芸である着物作りが、もっと世界で注目されることを願っている。
十八歳で志した人間国宝になるという目標のために、金彩工芸士の三宅は挑戦し続ける。