Personal story
小さくても、大きな悩みを持つ人に寄り添いたい。

幼い頃から人と話をするのが大好きでした。新卒で入社する際も、お客様と間近でコミュニケーションがとれると思い小売業に就職。しかし、当時バブルが弾けた直後というのもあり、煽りを受けることに。それから景気や時代に左右される生き方ではなく、手に職を付けようと税理士資格の取得に向けて行動します。たとえ、試験に受からずとも簿記や会計の勉強をしていれば別でも活かせると踏んだから。
4回のチャレンジを経て、無事に税理士として登録。資格取得時に勤めた事務所での働き方は、まさに私が理想とする「接客業」そのものでした。もっと突き詰めていきたい、もっと誰かの役に立ちたい。日に日に強くそう思うようになり、2000年に独立します。
開業当初から相続案件を扱っていましたが、2020年ごろから“小さな相続”を専門に活動し始めました。2015年に税改正が行われ、相続税は一都三県に家を持つサラリーマン層をも襲う税金に。当然、大半の人たちが税の申告や役所とのやりとりなども初めてで、右も左も分からない状態。それにほとんどの場合は、旦那様に先立たれ、残された奥様一人で手続きをしなければならなくなります。心細い中、聞き慣れない単語と向き合うのは精神的な疲労が窺えます。だからこそ、必要とされる存在でありたいのです。
「大丈夫、私がついています」
小さくても、大きい悩みに応えるのが私、木村聡子です。